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財団法人自衛隊援護協会理事長の小澤でございます。この度、当協会のホームページを充実し、より分かりやすい内容といたしましたので改めて一言ご挨拶申し上げます。
当協会は、昭和62年、退職自衛官の再就職の援護を目的として、求職者側の自衛官と、求人者側である協力企業が各々基金を出し合い、これを基本財産とする財団法人として発足し今日に至っております。
当協会設立の背景には自衛官の任用制度上の特色があります。というのは、有事「身の危険を顧みず専心職務を遂行する」自衛隊は平均年齢を低く抑え、強靭な体力・気力を維持する必要がありますが、このため一般公務員とは異なる特殊な任用制度、即ち「任期制」(2等陸海空士)と「定年制」(曹候補学生、幹部候補生等)を採用してまいりました。
任期制とは一任期を2年若しくは3年として採用する制度であり、隊員の大部分は2ないし3任期の勤務の後、ほとんどが20歳代の前半で再び外の社会に出てゆく人たちです。また定年制自衛官として採用された方々も同様の理由からその99%は56歳以下の定年年齢(主体は54・55歳)で退職してゆきます。このため任期制自衛官にあっては、退職後の長い人生を支える再就職先の開拓、定年制自衛官にあっては、将来の年金受給年齢までの再就職先の確保はそのご家族ともども生活を支える重大問題でありましょう。
現在、自衛隊では毎年組織人員の約4%にあたる約10,000人(定年制・任期制合計)の隊員が自衛隊を退職してゆきますが、こうした隊員の退職後の幸せを祈りつつ全国各地(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)7個支部で東奔西走、彼らのために働いているのが援護協会なのです。
願わくはこのホームページが退職予定自衛官の皆さんには最良の再就職先を見つけ出すツールとして、企業の皆さんには最適な求職者を獲得するツールとして大いに活用されることを期待してやみません。