退職する自衛官のみなさまへ

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一般財団法人自衛隊援護協会は、定年あるいは任期満了により退職される隊員の皆様が、より良い企業により良い条件での再就職が叶うよう各部隊援護担当者とともに、種々の就職援護を行っております。是非とも私たち自衛隊援護協会を最大限活用し、再就職が達成されることを願ってやみません。
再就職ともなると、誰もが不安に陥るものです。しかしご心配は要りません。一般財団法人自衛隊援護協会では今までの経験に基づき、皆様の生活設計や職業適性及び再就職先等に関するご相談を最後まで無料でお受けいたしております。
一般財団法人自衛隊援護協会の発行する図書では、自衛官の立場に立った一般社会への適応方法や、自衛官ならではの経験を生かした就職活動の方法を詳しく解説しています。サンプルをご覧になり是非、再就職活動にお役立てください。
就職を目指しているのは自衛官だけではありません。世の中のライバルに差をつけるためにも、通信教育講座でスキルアップを図りましょう。自衛官のみなさま限定の提携価格となっておりますのでリーズナブルに資格取得が目指せます。

宝石油機工(株) 取締役 山内陽子

我が社の経営理念は、「環境リサイクル事業を通して社会に貢献」「社員という人を育て、人を活かす」ですが、これは社長の「会社は社員と社会のために存在するもの」という思いからきています。我が社は、社員数百名に満たない規模的には小さな会社ですが、新入社員から管理職に至るまでの「能力開発体系図」を策定し、人材育成に力を入れているのは、このような経営理念を具現化しているからです。
我が社では毎年、自衛隊から採用させて頂き、現在十二名の自衛隊OBが現場の管理・監督者となり元気に活躍しています。入社した時から各種の研修やその後のレポート作成等で、多分、学生時代や自衛隊にいた時よりも勉強していると思いますが、日々大きく、強く成長していく姿を頼もしく感じております。過去5年間、会社がイヤになって辞めた人はおりません。
自衛隊より要請を受けて任期制隊員等のライフプラン集合研修で再就職に向けての心構えや企業が求める人間像・企業の厳しさについて講演をさせて頂いております。その中で「会社に入るということは、自衛隊とは異なる世界に入ることになる。仕事をしっかりこなし、その対価である給料を得るために知識や技能を修得しなければならない。そのためには勉強をしなければならない」ということを必ずお話してきました。
我が社の社長は、「社員を世間のどこでも通用する人間に育てたい」と言いますが、逆な言い方をすると、会社に入ったら勉強なんかはと思っていたら、世間のどこでも通用しない人間になってしまうということでもあります。 再就職は、大きく育つためのスタートラインです。あなたと共に挑戦しようという会社(パートナー)を発見して下さい。

元1等陸佐 (株)コロナ 代表取締役 山田和夫

私が定年を迎えたのはバブル崩壊の真っ盛りの平成12年のこと、就職難の時期でしたので、援護担当者から提示される仕事は何でも受けるつもりでした。そして紹介されたのが茨城県石岡市の有料老人ホーム「ロイヤルハウス石岡」の施設長候補でした。全くの別世界、予備知識はないし、男性社会から女性社会への転進、正直言って戸惑いがありましたが、「何でもやるぞ!」の気概で飛び込みました。

健常型と介護型の2個施設、職員はパートを含み約120名、入居者も約120名の中堅のホームです。経営者のお考えで、まず「官」の考え方を徹底的に克服するため、営業担当を命ぜられました。入居時の一時金は数百万円から数千万円します。高級車数台分の価格ですから簡単に契約がとれるものでもありません。首都圏のお客様を対象に新聞・雑誌への広告掲載、電話営業、戸別訪問、見学や体験入居の案内など全てが初めてで、眠れぬ夜もありましたが、また新鮮でもありました。

その後、施設長としてホーム全般の管理・運営を担当しましたが、ホーム存立の基本は入居者の確保にあると実感したので、営業部長として、厳しいけれどとてもやりがいのある仕事に就かせてもらいました。

60歳になる直前にがんを患って退職し、一旦は社会人としての人生を諦めましたが、幸い治癒し、元の職場にも復帰できました。そして昨年9月、チャンスに恵まれて、東京の新橋に進出して「安心ホーム紹介センター」という有料老人ホームの紹介業を立ち上げました。私以下7名の小さな会社ですが、「やればできる」の気概で再び新たな道に踏み出しました。

再就職に不安があって当然ですが、全く未知の仕事であっても決して恐れることはありません。自衛隊での経験で無駄なことはひとつもありません。硬い言葉で言えば、状況の特質を分析し、いくつかの行動方針をシミュレーションして実施案を挙げ、問題点と対策を考えつつ実行に移す、まさに自衛隊で教育している思考過程がそのまま適用できます。重要なのは知らない道に踏み出す勇気があるかどうかです。

営業部長として、営業活動とともに新人営業員の育成を担当しましたが、自衛隊における教育訓練の経験がとても役に立っています。自衛隊ほどシステム的に教育訓練をしている組織はそうはありません。自分の経験に自信を持ってよいと思います。再就職に当たっては、大きな企業への就職も良いですが、自ら求めて中小企業に進出して自分の力を試してみてはいかがですか。

昭和19年6月生まれ 神奈川県出身

防衛大学校卒業(11期) 陸幹補(42期) 普通科

昭和42年
第12普通科連隊小隊長(国分)
昭和55年
第1混成群中隊長(沖縄)
昭和57年
陸幕教育訓練部
昭和61年
第8師団第2部長(熊本)
昭和63年
東方総監部人事部
平成 2年
中央調査隊
平成 4年
東方調査隊長
平成 7年
第1教育連隊長(多賀城)
平成 9年
檜町警備隊長
平成12年6月
定年退職 1等陸佐


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